2014/06/25

Michael Jackson & Preppy style


6/25はMichael Jacksonの命日。
写真はおそらく1982〜83年ごろの、プレッピーファッションを身にまとったマイケル。
彼のタキシードやミニタリー・ファッション、マフィアを思わせるようなスーツスタイルは死後再評価がすすみ、様々な場所でオマージュをみることができる。けれど、彼が “Thriller” 発表前後に多く着用していたプレッピー・スタイルは、未だに十分な評価がされていないように感じる。たとえば、『michael jackson preppy』で画像検索しても、彼の知名度に対して画像はそれほど多く出てこない。

わたしはこの時期のマイケルが最も好きだ。黒人のなかでは比較的スリムで、慎ましい部分のある彼に、一番似合っていたスタイルのように思う。良家のお坊ちゃんのファッションを、幼少期からエンターテインメントの世界で過ごしてきた黒人の彼がラフに着ることで、新しい価値観を表現している。当時、そのような受け取られ方をしていたのかは、83年生まれのわたしにはよくわからないけれど。
Fred Astaireをはじめとする過去のエンターテイナーへの強い憧れを、彼なりに解釈してわかりやすい形で大衆に向かって表現し続けた点においても、彼にぴったりのスタイルだと感じる。歳を重ねてから、もう一度こういった着こなしをする姿を見たかったな。

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